社会福祉法人松風会は福山市加茂町の社会福祉法人です。

看護師・介護士より

「介護士との連携と情報共有で早期対応を」

高齢社会の到来とともに、松風園に入所の方々も高齢化が進み、ＡＤＬの低下、疾病の重度化により、濃厚な看護・介護が必要となってまいりました。また、急変や病状悪化が予測される状態の方も多くおられ、現在看護師8名が携わっておりますが、全ての方をより把握するため、日常生活に最も密着した業務を行う介護士との連携及び情報の共有を図ることで異常が早期に発見でき、早期の対応ができていると思います。
日常の業務として「毎朝の全員検温。有熱者、酸素吸入をされている方、状態の悪い方、何らかの症状のある方の頻回のバイタルチェック。毎週１回の血圧測定。服薬管理。」等の健康管理を行い早期に異常を発見できるよう常に注意をはらい、医療の必要性があると判断したら嘱託医に連絡をとり、すぐ対処できる体制をとっています。
入所の方々が、その人らしく日常生活を快適かつ安全にお過ごしいただけるよう健康面からの支援をさせていただいています。

　

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「皆が一緒に居れば明るく楽しいもの」

松風園には太陽の光が眩しい程に射し込む食堂があります。この場所は広く天井も高く、とても明るい空間です。大きな円い２本の柱は大地にしっかりと根をおろし、松風園のまさに大黒柱のようです。そしてここでは、毎朝入所者の皆様が集い、手を伸ばしたり足を動かしたりと元気にスタッフの声に合わせ、リハビリ体操をおこなっています。
“皆が一緒に居れば明るく楽しいもの” 　四季折々のイベントも多く取り入れ、春は花見、夏は夏祭り、秋は紅葉狩りなど皆で楽しむ行事がいっぱいあります。中でも、夏祭りや松風園祭には入所者のご家族はもちろん、地域の皆様が大勢お集まり下さり、賑やかなひと時を過ごすことができ、笑顔に満ち溢れたお顔がとても印象深く「よし！頑張るぞ」と、エネルギッシュな息吹を感じることができます。日々の生活においては、入所者お一人お一人が心穏やかに快適に過ごしていただけるように私たちスタッフは連携を密にし、チームケアを進め、何でも話し、相談し、皆様のお力になれるよう、日々努力いたしております。

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ケース会議

「ADL（日常生活動作）と呼ばれる食事や排泄、着替え、入浴、移動、寝起きなどの基本動作を支援します。」

厚生労働省で認定されている医療除外行為についても看護師と介護士が十分に連絡を取りながら実施します。 体温測定、血圧測定、パルスオキシメーター装着、軽微な傷の手当、軟膏の塗布、湿布の添付、点眼薬の点眼、内服薬、座薬、噴霧薬の介助、爪の手入れ、歯や口腔粘膜、舌に付着した汚れの除去、耳垢除去、ストーマ装具の排泄物除去、うっ血への注意、運動器の機能向上のための動作促進など看護師にしかできないこと、介護師が担当すること、介護師の負担をボランティアさんが支えてくださること、などご利用者さまを支え、また誰かに支えられての日常に自ずと感謝の気持ちがあふれてきます。

経鼻経管栄養や胃管カテーテルでの栄養処置や、吸引機で口腔内･鼻腔内、気管カニューレ内の痰を吸引するなどの処置行為について 当施設では、喀痰吸引等制度の法令で定められている通り、研修を受けた介護福祉士や職員が、医師・看護師の指導のもと安全に実施しています。

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